MUJI HOTEL GINZAに「Re PAPER ROOM」オープン、再生紙とアップサイクルが織りなす特別な空間
株式会社良品計画が運営する「MUJI HOTEL GINZA」の一室に、新たなコンセプトルーム「Re PAPER ROOM」がオープンした。本ルームはリサイクル性の高い紙とアップサイクル品を取り入れたインテリアを採用し、アートと融合させた特別な空間で、11月4日（月）より宿泊が可能となった。
Re PAPER ROOMの特徴は、リサイクル素材を活用したサステナブルなデザインに加え、アートによる温かみと独自性が融合した点にある。ルーム内には、廃棄予定のノートの端材から製作された壁面ボードや、強化ダンボール製のベンチなどが設置されており、耐久性と軽さを兼ね備えた紙の素材がふんだんに使用されている。
さらに、銀座の街で生まれた端材を活用し、地域ならではのアップサイクルアイテムも揃えている。例えば、銀座の米卸問屋で廃棄されるはずだった米袋を使ったオリジナルバッグを宿泊者に提供するほか、銀座老舗呉服店の着物端材で作られたラグや、ジュエリーショップで使用されていたアクリル什器を再利用したライトがインテリアを彩る。
ルーム内には、造形作家・古賀充氏によるダンボールとボードを素材にしたアート作品も展示されており、宿泊者限定で購入可能だ。アートに囲まれた空間で、サステナブルな暮らしを感じる滞在を楽しめる。
同ホテルは「地域に溶け込むもうひとつの暮らし」をコンセプトに、地域の文化や暮らしを体験できるイベントやワークショップも行っている。今回の「Re PAPER ROOM」も、銀座という地域の特性を活かし、地元の素材と文化が融合する新しい体験を提供する場となっている。
MUJI HOTEL GINZA「Re PAPER ROOM」概要
住所：東京都中央区銀座3丁目3番5号 「MUJI HOTEL GINZA内」
定員：1～2名
料金：1泊2名44,000円（税込）～
客室面積：24～25㎡
ベッドタイプ：ダブル
チェックイン：15:00
チェックアウト：11:00
