コクヨ、キャンパスノート製造工程で発生する端材で作ったデスクトップオーガナイザー「RAE(ラエ)」を発売
コクヨ株式会社は、キャンパスノートの製造工程で発生する余剰木材を活用し、一枚の紙を折るだけでデスクの上の小物を美しく片付けることができるデスクトップオーガナイザー「RAE(ラエ)」を、2023年7月5日からコクヨの直営店およびオンラインショップで発売する。
同製品は、「POST-NORMAL(ポスト・ノーマル)」をテーマに、新型コロナウィルスのパンデミックの影響化で開催された「コクヨデザインアワード2021」でグランプリを受賞したデザイナーMilla & Erlendの作品を製品化したもの。この作品は、「紙」というサステナブルな素材を用い、機能性と審美性を実現している点が高く評価された。
キャンパスノートの製造工程で発生する端材のリサイクル紙を使うことで、作品の根幹にあるサステナブル志向をさらに具体化する一方、バージン紙に比べると劣る強度や耐摩擦性、紙断面のディテールの違いなどを克服する必要があったが、Milla & Erlendとコクヨの製品開発担当者の協業によって製品化に至った。
RAEのパッケージも同様にリサイクル紙を使用しており、環境への配慮を前提とする「これからのノーマルなモノづくり」に挑戦した製品と言えるだろう。
RAEの販売価格は、Lサイズが1パッケージ2枚入りで1,380円、Sサイズが1パッケージ2枚入りで1,000円。製品はTHINK OF THINGS(原宿)、THE CAMPUS SHOP(品川)、KOKUYO DOORS(羽田空港)、そしてコクヨの公式オンラインショップで取り扱われている。