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セカンドホーム・サブスクサービスSANUが、長野の遊休別荘をリノベした「AMATSUMI 安曇野」をオープン。遊休別荘物件の募集を強化

株式会社Sanuが展開するセカンドホーム・サブスクリプションサービス「SANU 2nd Home(サヌ セカンドホーム)」が、長野県安曇野市の遊休別荘をリノベーションし「AMATSUMI 安曇野」を開業した。

SANU 2nd Homeは月額5.5万円でセカンドホームが持てるサービスで、利用者は別荘に比べて初期費用や維持費、管理の手間がかからないというメリットがある。同サービスは自社で設計した物件だけではなく、遊休別荘をリノベーションしたRenovation Seriesも展開しており、今回新たに開業する「AMATSUMI 安曇野」はこちらに該当する。

AMATSUMI 安曇野の内観。全体的に木がふんだんに使われたリビングとダイニング。奥には薪ストーブがあり、窓の外には森が見えて美しい。

同物件は、安曇野出身の建築家によって設計された平家建築で、開放的な田園風景と赤松の並木道を抜けた先に佇んでいる。美しい景観に囲まれ、「学者村」として知られる安曇野市穂高の別荘エリアに位置し、川のせせらぎの音と、四季折々の美しさを楽しむことができる別荘地にある物件だ。

長野県での3拠点目となる安曇野は、四季を通じて自然を楽しむことが可能な地域であり、食文化の豊かさも魅力の一つ。また、カフェや蕎麦屋などの飲食店が近隣に点在しており、地元の味を堪能することが可能だ。

野村総合研究所の調査によると、全国の空き家率は2028年には1,608万戸(空き家率23.2%)、2033年には1,955万戸(空き家率27.3%)と増加が予測されている。そんな中、SANUはこれまで5棟のリノベーションを手がけてきたが、今後も、全国の遊休別荘の募集を強化していく計画だ。

多くの貸別荘や民泊がハイシーズン・土日には80%以上の稼働率となる一方、平日やローシーズンの稼働率は20〜40%まで下がる傾向があるが、SANUが運用する全てのリノベ棟は、年間平均90%以上という高い稼働率を維持している。これは魅力的な物件づくりと、サブスクリプションサービスを組み合わせたユーザー体験によるもので、同社の強みと言えるだろう。

SANU 2nd Home – 自然の中にあるもう一つの家

Amatsumi 安曇野 – SANU 2nd Home

SANUがリノベーションした他の物件の内観。天井が高い開放的な空間に、リビング、ダイニング、キッチンがある。窓の外の自然が美しい。

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