ロフトワークとFabCafe Globalが、循環型経済を推進するプロジェクトやアイデアを募集する「crQlr Awards(サーキュラー・アワード)2023」を開催
株式会社ロフトワークと、世界中に拠点を持つクリエイティブコミュニティであるFabCafe Globalが共同で、循環型経済を推進するプロジェクトやアイデアを世界中から募集する「crQlr Awards(サーキュラー・アワード)2023」を開催する。
crQlr Awardsは、循環型経済に必要な「サーキュラー・デザイン」に焦点を当てた国内初のアワードとして、2021年に設立された。同アワードはコンソーシアム「crQlr」の主要な取り組みの1つと位置づけられており、受賞した企業や個人は、その後、日本を含む世界各地で開催されるcrQlr Summit、crQlr Meetupで世界のリーダー、企業、デザイナーをはじめとした実践者とつながり、意見を交わす機会が得られる。
昨年は世界30カ国から131プロジェクトの応募があり、資源循環性に優れるオープンソースの太陽光パネル開発プロジェクト「Biosphere Solar」、浜辺に漂着する海藻を主材料とした建築用の有機ブロック「Sargablock」などが選出された。
3回目の開催となる今回も、「直線型ではなく循環型の評価を行う」 「名声ではなく、行動のためのアワード」「グローバル視点を獲得できる」という3つの指標が設けられ、循環型経済の実現を目指す⼤規模なプロジェクトから計画中のアイデア、活動、アート作品等を世界中から募集している。
審査には、多様な分野で活躍するプロフェッショナルおよびFabCafe Globalのメンバー計10名が参加。受賞プロジェクト・アイデアには、審査員からコメントと独自の受賞名が授与されるほか、一部受賞者には2024年3月に開催予定の「crQlr Exhibition」での展示、あるいは「crQlr Summit Tokyo」での登壇機会など様々な特典が用意されている。