ニトリがリサイクル関連の広告で、第72回日経広告賞「環境部門 最優秀賞・環境大臣賞」を初受賞
株式会社ニトリの「リサイクル原材料を使用したカーペット製造」、「カーテンのリサイクル回収の取り組み」のシリーズ広告が、第72回日経広告賞において「環境部門 最優秀賞・環境大臣賞」に選定された。同社としては初の受賞となる。
1952年に開始した日経広告賞は、日本を代表する広告賞のうちのひとつで、今回は8,000点を超える作品の中から選定された。
受賞した広告は2023年4月8日(土)、6月24日(土)に日本経済新聞朝刊へ掲載されたもので、「ニトリのサステナブルな現場」をテーマに、現場の臨場感を鮮明に伝えられることを目指して作成。
「リサイクル原材料を使用したカーペット製造」ではタイの自社工場サイアムニトリの製造現場を、「カーテンのリサイクル回収の取り組み」では顧客から回収したカーテンの集約現場を撮影し制作している。
同社は独自の環境基準「Nitori’s ecology」を規定しており、「つくる・ はこぶ・つかう・つかいおわったあと」それぞれの段階で環境に配慮する取り組みを進めている。
「つくる」ときにはリサイクル材を活用し、 限りある資源を守る。「はこぶ」ときには梱包サイズを小さくし、二酸化炭素の排出量を減らす。「つかう」ことが省エネルギーにつながる機能を開発する。そして、「つかいおわったあと」はリサイクル回収を通じ、資源の再利用につなげる。
川上から川下までを担うニトリグループだからこそ、販売者責任だけでなく、製造者責任も自らに課し、環境への配慮に関する独自基準を設けているそうだ。
この度の受賞を受けて、同社は今後も、未来のために環境に配慮した取り組みを追求すると同時に、取り組みを広く伝える活動を一層強化していくとの声明を出している。