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函館の旧市街地に、明治18年竣工の建築をリノベーションした一棟貸し宿泊施設「Portside Inn Hakodate」がオープン

広島・瀬戸田と東京・日本橋に拠点を置き、場やまちの企画・開発・運営を行うソフトデベロッパー株式会社Stapleが、函館の旧市街地に、明治18年竣工の建築をリノベーションした一棟貸し宿泊施設「Portside Inn Hakodate」をオープンした。

同施設がある函館旧市街は歴史的建造物が多く残っているエリアで、今回リノベーションされたのは廻漕業者だった旧遠藤吉平商店が明治18年(1885年)に建てたもの。れんが壁に漆喰を塗った石造り風の外観やアーチ窓、瓦屋根といった和洋折衷のデザインが建築時のまま残っていて、函館市の景観形成指定建築物に指定されている。

同物件は近年は商店やバーとして使用されており、数年前にカフェが撤退してからは空き物件となっていたが、今回新たに宿泊施設として生まれ変わることになった。歴史的な建物の雰囲気を崩さないように、家具や備品はアンティークのものや、道内の作家の作品を中心に選定している。

Portside Inn Hakodateは函館観光のメインエリアである赤レンガ倉庫群や、日本三大夜景で知られる函館山ロープウェイから徒歩圏内でありながら、閑静なエリアに位置している。滞在中もその歴史が感じられ、函館観光の拠点として注目の施設だ。

宿泊費は大人2名で7万円〜。イベント利用なども受け付けている。

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