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ブックオフ、海外に展開するリユースチェーン「Jalan Jalan Japan」を活用した、企業・自治体向け廃棄コスト削減サービスをスタート

リユースショップ「BOOKOFF」を運営するブックオフコーポレーション株式会社は、企業や自治体が保有する滞留品や訳あり品、鉄道や宿泊施設等の忘れ物、まだ使えるが処分される予定のモノなどを、ブックオフが海外で展開するリユースチェーン「Jalan Jalan Japan」(以下、JJJ)を通じて再販し、廃棄コストの削減につなげるサービスを開始した。

同社はBOOKOFFを通じて、年間約4億点の商品を買取しているが、一定期間に販売できなかった商品は年間約4万トンに及ぶ。ブックオフでは、これらを資源としてリサイクルにつなげる他、海外で展開するリユース店舗「JJJ」で再販する事で、92%をリユース・リサイクルするシステムを構築している。

JJJは2016年にマレーシアで1号店を出店し、現在は中央アジアも含めて11店舗を展開。同店舗の強みはその販売力であり、2022年の年間レジ通過客数は120万人、販売点数は700万点と大きな規模になっている。ブックオフは、この自社の廃棄を減らす仕組みを、日本中のモノの処分に困っている企業、法人、自治体にも使ってもらいたいと考え、廃棄コスト削減サービスを立ち上げた。

同サービスは廃棄物処理法等コンプライアンスを遵守した回収スキームを提案し、回収したモノにはブックオフ独自の「リユース化証明書」を発行した上で、ブックオフが海外で展開するJJJで再販するものだ。企業や自治体などはブックオフが現地に直接届けることでトレーサビリティが担保され、安心感がある形で廃棄コストの削減を実現できる。

また、サービスの提供開始と並行して、受け皿となるJJJの出店拡大も進める必要がある。同社はマレーシアだけでなく、中央アジアなど複数の国への展開を前提に、10年後に100店舗展開を目標としている。

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Jalan Jalan Japan – Pre-loved Goods from Japan


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