引退車両の車体をリサイクルした「東海道新幹線再生アルミ」を使った各種グッズが発売
1964年に開業した東海道新幹線は2024年で60周年を迎えるが、JR東海グループはその引退車両に使われている素材を「東海道新幹線再生アルミ」としてリサイクルしている。アルミを新製する場合に比べ、製造時に必要なエネルギーを抑えられるため、CO2排出量を97%削減し、環境への負荷を軽減することができるそうだ。このリサイクル素材を使用して、各社が鉄道ファンには嬉しいグッズの発売を開始した。
東海道新幹線再生アルミストロー
株式会社JR東海リテイリング・プラス、アサヒユウアス株式会社、株式会社UACJは「東海道新幹線再生アルミストロー」を共同開発した。製造時も100%再生可能エネルギー由来の電力を使用しており、製造過程における環境負荷低減にも配慮した製品だ。
カラーは923形ドクターイエロー、東海道新幹線N700系typeA、0系新幹線の車体をイメージした3種がラインナップ。各車体を想起させる配色や窓のデザインが特徴であり、飲み口は新幹線の先頭車両をモチーフにしている。
各デザイン1000本、合計3000本の数量限定発売となっており、価格はいずれも税込1,580円。JR-PLUSオンラインショップおよびClick!KIOSKで購入可能だ。
JR東海リテイリング・プラス|東海道新幹線再生アルミストロー通販|新幹線グッズ
クリック!キヨスク(全商品)/再生アルミストロー|JR東海MARKET JR東海
「東海道新幹線60周年記念」TRAIN CLUB 東海道新幹線再生アルミカットレールキーホルダー(JR東海)
音楽関連雑貨を中心に展開する株式会社ナカノは「東海道新幹線60周年記念 TRAIN CLUB 東海道新幹線再生アルミカットレールキーホルダー(JR東海)」を発売。新幹線で使われている60kgレールの断面図を正確に縮尺したキーホルダーだ。フォルムの正確さを追求し、精密機械に使われるワイヤーカット加工で製作されている。
同製品は鉄道博物館・鉄道グッズ専門店・書店・百貨店・雑貨店、ナカノ直営オンラインショップ(ミュージック・フォ・リビング)、オンライン販売サイトBLUE LINES EXなどで購入が可能。価格は税込11,000円だ。