SHIROが使用済み容器と衣類の回収をする「リユースプロジェクト」を始動
「世の中をしあわせにする」を企業理念に掲げ、社会課題に向き合うコスメティックブランドSHIRO。同社は15周年の節目を迎えるにあたり、すべての資源の価値を見つめ直し、本質的な循環のために廃棄物ゼロを目指す「SHIRO 15年目の宣言」を表明。また、この宣言に伴い、社会の新しい標準を目指す「SHIRO リユースプロジェクト」を併せて発表した。
同プロジェクトでは、2024年8月8日から10月31日までの期間、全国のSHIRO直営店舗で使用済みのガラス容器を回収し、それらをリユースするための実証試験を開始する。この取り組みでは、業界・企業の垣根を超えてSHIROの使用済みのガラス容器1万本と衣類3万着の回収を目指す。
同社は循環型のスキームづくりを目指すために、「REUSE SHIFT」をコンセプトに掲げ、不要品の回収・選別・再流通を行う循環商社である株式会社ECOMMITと協業。また、ブルーボトルコーヒーも参画し、3社で資源循環の相乗効果を図る。
回収の対象商品は、フレグランスのオードパルファン(40ml)、ボディオイル、ヘアオイル、アロマオイル、フレグランスディフューザー、パフュームのディフューザーリキッド、ビネガーバスエッセンス、亜麻ネイルリムーバーだ。容器の回収場所は、SHIROの25店舗、ECOMMITが全国約50〜100箇所で展開する不用品回収ボックス“PASSTO”、対象のブルーボトルコーヒーカフェ7店舗。
また、衣類回収の対象商品は、こども服、トップス、ボトムス、ジャケット、コート、シャツ、スカートなどの衣類全般、ブルーボトルコーヒーのコットン素材トートバッグ。衣類の回収場所はガラス容器と同様だが、SHIROの直営店舗は一部での対応となっている。
回収に協力した利用者にはSHIROとブルーボトルコーヒーで使用できる共通クーポン・限定アイテムを用意する。
リユースしたアイテムは、年内にポップアップストアで販売する予定だ。