古着をリメイクウェアに!アフリカの新進気鋭ブランド「BUZIGAHILL」× 高島屋による「RETURN TO SENDER」プロジェクト始動
高島屋は、デザイナー ボビー・コラドが手掛ける「BUZIGAHILL(ブジガヒル)」とコラボレーションしたアップサイクルプロジェクト「RETURN TO SENDER」をスタート。10月9日(水)に高島屋新宿店、横浜店、玉川店、大阪店、京都店各店のメンズセレクトショップ「CS ケーススタディ」でリメイクウェアを発売し、同日から10月22日(火)まで店頭でリメイクオーダーを受け付ける。
「BUZIGAHILL」は、デザイナーのボビー・コラドがアフリカ・ウガンダ共和国の首都カンパラを拠点として立ち上げたブランド。同氏は、ベルリン ヴァイセンゼー芸術アカデミーでファッションを学び、ファッションデザインの修士号を取得後、「メゾン マルジェラ」や「バレンシアガ」のデザインチームでの経験を積み、ウガンダ共和国に帰国。そこで、先進国から寄付の名目で集まる大量の服を処理しきれず埋立地や廃棄ゴミになっている現状や、大量に流入する安価な古着が地元の繊維産業を圧迫しているというアフリカが抱える社会問題に直面し、2022年に自身のブランドを立ち上げた。
同ブランドは、RETURN TO SENDERをコンセプトに、先進国からアフリカへ大量に輸出・寄付された古着をアップサイクルしたリメイクアイテムを展開している。再デザインした洋服を先進国へ発信(返送・販売)することで、衣料品廃棄による環境問題を世界に投げかけている。2024年6月に開催された第106回ピッティ・イマージネ・ウオモ(Pitti Imagine Uomo)では、ケリング(Kering)が展開する「マテリアル・イノベーション・ラボ(Material Innovation Lab)」と提携して製作したコレクションを発表するなど世界のファッションシーンからも注目されている。
高島屋店頭で受け付けるリメイクアイテムのオーダーでは、提供した服とアフリカの古着をコラージュするように組み合わせてデザイナーが再デザインし、新たなリメイクウェアへとアップサイクルする。提供した服から複数のリメイクアイテムを作成し、1点を顧客に提供、もう1点は一般販売される。
高島屋大阪店では、10月12日(土)に13時と15時にデザイナー ボビー・コラドが登壇するトークショーを開催予定だ。また同日の大阪店と10月19日(土)の横浜店では、デザイナー自身が接客するリメイクオーダー会を11時から19時まで開催する。