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京都西陣発、産廃素材アップサイクルブランド「sampai」が期間限定セレクトショップと連動マルシェを開催

京都西陣地域で伝統産業から出る産廃素材をアップサイクルするブランド「sampai(さんぱい)」が、期間限定で地域商品のセレクトショップをオープンし、連動型マルシェを開催する。

同ブランドは10月の1ヶ月間、河原町御池のQUESTIONビル1階に、サステナビリティと伝統文化の継承をテーマにしたセレクトショップ「Think before you buy.」をオープン。 地域の文化を継承する商品や、環境に配慮したサステナブルな商品を多数取り揃える。

セレクトショップに連動して、10月18日(金)・19日(土)の2日間、作り手と直接触れ合える多業種合同マルシェ「mono-gatari 2024」も開催される。同イベントは、地域企業のサステナビリティや伝統文化の継承を促進し、消費者が商品背景を理解することで、地産地消を促すことを目的としている。

「sampai」は、2021年に京都西陣で創業したブランド。地域産業の廃棄物をアップサイクルして、ハンドメイドのアクセサリーや小物、インテリア商品を制作している。 ブランド名は、インドネシア語で「届く」という意味と、産業廃棄物の「さんぱい」に由来している。

「mono-gatari(ものがたり)」は、今回で5回目の開催となる、作り手と消費者の距離を縮めることを目指したマルシェイベント。これまで、老舗企業と若手事業者が一同に集まる機会を創出し、互いのファン層を共有することで、新たな出会いを生み出してきた。

今年のmono-gatariでは、地域のコミュニティハブであるQUESTIONビル1階のカフェスペースに、1ヶ月間の期間限定でセレクトショップ「Think before you buy.」をオープンする。 セレクトショップには、アップサイクルや地域支援など、サステナブルな取り組みを行っている企業や、伝統文化を現代に伝える商品を展開している老舗企業が出店する予定だ。

また、10月18日(金)・19日(土)の2日間は、セレクトショップの出店者と直接会って話を聞き、商品を購入できる「mono-gatari 2024」が開催される。 消費者が、商品の背景にあるストーリーや、それを生み出す人々に触れる機会を提供する。出店者には、ゆずの廃棄物を減らす取り組みを行っている「京柚」、コーヒーかすのアップサイクルに挑戦する「珈舞堂」、障がい者の方々が活躍する「加音西京極作業所」、京型染めの伝統を守り続ける「mamesome」など、地域とサステナビリティを掛け合わせた事業者が多数参加する。

sampaiは、地域素材を使ったアップサイクル体験を実施。 19日(土)には、縫製のOEMを行う株式会社ラコームが、ミシンを使った小物作りやシルクスクリーン印刷、刺繍のワークショップを開催し、「ものづくり」の文化を体験できる。両日とも、出店者の製品を使ったカフェメニューやランチも提供される。

「Think Before You Buy」 セレクトショップ概要

日程:2024年10月1日(火)~10月31日(木)※土日祝を除く
時間:11:00~17:00
会場:QUESTION京都信用金庫 1階カフェスペース
住所:〒604-8006 京都府京都市中京区下丸屋町河原町通390-2
出店企業:sampai / 京柚 / するがや祇園下里 / Bears Brew Coffee / 加音西京極作業所 / 珈舞堂 / 京つけものもり / 中村ローソク / Nepalink / 株式会社ラコーム / 京西陣菓匠宗禅 / mamesome

「mono-gatari 2024」開催概要

日程:2024年10月18日(金)~19日(土)
時間:10:00~7:00
会場:QUESTION京都信用金庫 1階
住所:〒604-8006 京都府京都市中京区下丸屋町河原町通390-2
主催:sampai(頼 -tano-)
出店企業:sampai / 京柚 / 加音西京極作業所 / 珈舞堂 / Nepalink / 株式会社ラコーム / mamesome
協力:QUESTION(コミュニティ・バンク 京信)

mono-gatari 2024公式サイト

sampai公式サイト

sampai公式Instagram


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