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ロンシャン、新ライン「Cabas Longchamp Re-Play」で余り素材をファッションに再生

ロンシャンは、2024年8月6日(火)に新ライン「Cabas Longchamp Re-Play」を発表した。このラインは、ブランドのアイコニックな「ル プリアージュ®」コレクションの製作過程で生じた余り素材を、最後まで使い切ることを目的としている。同社は「We produce, we care, we repair」をモットーに掲げ、ファッションとサステナビリティの両立を目指している。同ラインは、サステナビリティとファッションの融合を具現化し、環境に配慮した製品作りに力を注ぐ同社の新たな取り組みのひとつだ。

「Cabas Longchamp Re-Play」は、製作過程で生じた余り素材を活用するというコンセプトから誕生したラインだ。ロンシャンが長年培ってきたクラフトマンシップを活かし、耐久性に優れた「ル プリアージュ®」の素材を再利用することで、資源の無駄を抑え、サステナブルなライフスタイルの実現に貢献している。このラインは、鮮やかなトリコロールのカラーパレットと、カジュアルでスポーティなデザインが特徴で、日常使いに適したトートバッグとして展開されている。

今季の「Cabas Longchamp Re-Play」には、調節可能なショルダーストラップ付きのXSサイズや、ワークシーンで活躍するA4対応ポケット付きMサイズがラインナップ。バッグは機能的でありながら、色鮮やかなカラー展開が日常に活力を与える。価格はMサイズが64,900円、XSサイズが56,100円、公式オンラインストアや全国の店舗で購入可能だ。

また、同社のアップサイクルへの取り組みはこれだけにとどまらない。シグネチャーレザーを再利用した「Epure Re-Play」も、新たなトリコロールカラーで登場。このレザーは、「ル プリアージュ®」のハンドルやフラップに使用されていたものを再活用し、新たなトートバッグへと生まれ変わっている。

同社は2019年から再生素材を積極的に取り入れており、「ル プリアージュ®」コレクション全体でナイロンをリサイクル素材に切り替えた結果、製品あたりの二酸化炭素排出量を約20%削減することに成功。今季のコレクションではバッグだけでなく、再生素材を使用した「キモノジャケット」も登場しており、ファッションの領域を超えたエコフレンドリーな取り組みが広がっている。

持続可能性を支えるもう一つの要素は、製品を長く使うための修理サービスだ。ロンシャンのアトリエでは、年間60,000点以上の製品が修復されており、この活動が製品を長く愛用できる秘訣となっている。また、メゾンは二酸化炭素排出量の削減に努め、ソーラーパネルを導入するなど、環境への影響を最小限に抑える取り組みを進めている。

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