リユースの未来を描く「リユースフェス2025」、東京モード学園にて11月15日(金)開催
2024年11月15日(金)、東京モード学園にて、サステナブルファッションをテーマにした「リユースフェス2025」が開催される。同イベントは、ファッションとリユースの未来を描き、持続可能な社会を目指す取り組みとして業界最大規模で行われる。
今年は「10年後のファッションとリユース」をテーマに掲げ、ファッションの専門家やリユース業界のパイオニアたちが集結し、次世代のファッションとリユースについてのビジョンを共有する。
リユースフェス2025は、ファッション学生、リユース企業、リユースビジネス関係者を対象にした3部構成で展開。第1部では、東京モード学園の学生を対象にした特別講演が行われ、リユースの基本概念や最新トレンドについて学ぶことができる。第2部では、一般参加者も対象に業界の第一線で活躍する専門家によるディスカッションや講演が予定されており、業界の動向やリユースの最前線に触れることができる。さらに、イベントの締めくくりとなる第3部では、T2新宿でリユースカンファレンスが開催され、リユースと経済、SDGsの関係について意見交換が行える交流の場を提供する。
第1部では、リユースとサステナブルファッションの未来について、業界を代表する著名人によるパネルディスカッションが行われる。このセッションでは、環境問題や社会的責任といった重要課題に対し、リユースがもたらす革新的な解決策を探求する。
学生たちは、リアルとオンラインを融合したリユース販売戦略や最新トレンドについて学び、持続可能なファッションの実践方法を身に付けることができる。登壇者には、MIC GROUPの鈴木道雄氏、株式会社JAM TRADINGの福嶋政憲氏、ゲオホールディングスの竹中真幸氏、モード学園の島田和美氏といったリユース業界のリーダーたちが名を連ねる。
第2部の講演セッションでは、リユース業界に関する最新の動向やマーケットの変化が深掘りされる予定だ。リユース経済新聞社の瀬川淳司氏による基調講演では、リユース市場が目指す今後の展望が語られる。
また、最新モール対談にはメルカリ、ヤフオク!、eBay、ZOZOといった大手プラットフォームの担当者が登壇し、リユース事業者にとって有益な情報や市場動向についてのディスカッションが行われる。各社が進める新しい機能やサービス、今後の戦略に関する洞察が得られる貴重な機会だ。
さらに、2034年のファッション産業の未来を見据えたパネルディスカッションでは、環境省の近藤亮太氏、WEGOの園田恭輔氏、ビームスの門脇匠太氏といったファッションやリユース業界の重鎮が登壇し、業界におけるサステナビリティやリユースの将来ビジョンについて議論する。モデレーターは、リユース経済新聞社の瀬川淳司氏が務める。
また、着物を再利用したアップサイクルファッションショーも行われる。衣装デザイナー・スタイリストとして活躍する渡邉美奈氏をはじめ、ファッション界をリードする4名のデザイナーが、日本文化の象徴である着物をスタイリッシュなデザインに進化させた作品を披露する。新しい形で蘇るこのショーは、サステナブルファッションの象徴的な取り組みであり、国内外の参加者に向けて伝統の再発見と持続可能な未来を伝える強いメッセージとなるだろう。
本イベントの最後を飾るリユースカンファレンスでは、リユース業界のリーダーたちがSDGsをテーマに持続可能な社会へのビジョンを語り合う。環境と経済を調和させ、次世代のファッションとリユースが果たすべき役割を探る場として、持続可能な未来の創造に貢献する貴重なディスカッションが行われる予定だ。このカンファレンスは、リユース業界の発展を支援するだけでなく、持続可能なファッションビジネスを構築するためのアイデアを生み出す場ともなり、多くのビジネスリーダーや関係者が集まることが期待されている。
リユースフェス2025開催概要
日程:2024年11月15日(金)
時間:
1部)10:30~12:00 学生限定講演(*東京モード学園の学生のみ参加可・申し込み不可)
2部)13:00~16:00 講演(450名限定)
3部)17:00~20:00 リユースフェスカンファレンス
場所:
1部・2部)東京モード学園 総合校舎モード学園コクーンタワー
東京都新宿区西新宿1-7-3
3部)T2新宿
東京都新宿区西新宿7丁目1−1 新宿カレイドビル 7F