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築100年の蔵が蘇る、古民家改装の焙煎所「焙煎室 山脈」岐阜に誕生

岐阜県各務原市で、歴史ある古民家を活用した「喫茶室 山脈」を運営する株式会社SANMYAKUが、新たに築100年以上の歴史ある蔵を改装した焙煎所「焙煎室 山脈」を2024年11月にオープンした。

「喫茶室 山脈」は、清流・木曽川のほとり、犬山城家老の別邸を移築した趣ある建物で2019年に開業。こだわりのハンドドリップコーヒーと岐阜県産栗を使った「山脈モンブラン」を看板商品とし、累計販売数22万個を超える人気を誇る。そして今回、その向かいにある築100年以上の歴史ある蔵を改装し、「暮らしの中にコーヒーがある」をコンセプトにした焙煎所を開設した。

「喫茶室 山脈」は、清流・木曽川が流れる風光明媚な各務原市にて2019年に開業。犬山城家老の別邸を移築した趣ある建物で、こだわりのハンドドリップコーヒーと岐阜県産栗を使用したモンブランを提供してきた。

今回オープンする「焙煎室 山脈」も同様に、暮らしに寄り添うコンセプトで作られている。約100年間、生活品が大切に保管されてきた蔵が、現代に蘇りコーヒーの香りで満たされる空間へと生まれ変わった。

同店では、標高の高い場所で育てられた良質な豆を使用した4種類の山脈ブレンドを中心に、11種類のコーヒー豆を提供。深煎りの「1合目」、中煎りの「2合目」、浅煎りの「3合目」、そして季節に合わせて配合を変える「季節ブレンド」と、それぞれが異なる個性を持つ。

同店は、単なる焙煎所にとどまらず、コーヒーを日々の生活に取り入れるきっかけを提供する場としても機能する。店頭では各種コーヒー豆の試飲ができ、専門スタッフが丁寧に豆の特徴や最適な抽出方法を説明。コーヒー器具についての相談も可能で、一人ひとりの生活スタイルに合った淹れ方を提案している。また、岐阜県岐南町のパティスリー「pâtisserie riplesse」が手がける焼菓子セレクション「流星」も販売され、コーヒーと相性抜群の特別なひとときを演出する。

「混沌とした世の中や気持ちが、日々の1杯のコーヒーで、少し良い方向に変わる」と語る店主の小木曽裕氏。その言葉通り、この場所は単にコーヒーを販売するだけでなく、人々の暮らしに寄り添い、日常に小さな幸せをもたらす存在を目指している。

焙煎室 山脈

住所:岐阜県各務原市鵜沼三ツ池町二丁目二〇五番地
定休日:不定休
営業時間:10:00〜18:00

喫茶室山脈・焙煎室山脈WEBサイト

焙煎室山脈Instagram


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