眠れる宝石に再び光を。アップサイクルジュエリー「mi luna」6周年コレクション
天然石やパールをアップサイクルし、唯一無二の輝きを生み出すサステナブルジュエリーブランド「mi luna(ミルーナ)」は、ブランド誕生6周年を記念した特別コレクション「mi luna 6th Anniversary – Luna Collection -」を2025年5月に発表。現在、公式オンラインストアにて展開中だ。

「mi luna」は、「誰かに愛されていた宝石に、再び命を宿す」というコンセプトのもと、リユース専門企業コメ兵と株式会社Luna Vistaが共同で立ち上げたブランドだ。KOMEHYOで買い取られた上質なアコヤパールや天然石を活用し、あえて石をリカットせず、ひとつひとつの個性を活かした一点もののジュエリーを制作している。再利用された宝石は、持ち主の個性や願いと共鳴し、新たな輝きを放つジュエリーへと生まれ変わる。

今回の「Luna Collection」では、ブランド名の由来である月=Lunaをテーマに、神秘的な月の満ち欠けを表現した「Luna Ring」と「Luna Necklace」を展開。同コレクションはなくなり次第、受注生産となる。


「Luna Ring」は、アコヤパールと月が互いに照らし合うような、印象的なオープンリングだ。満月から新月に向かう「有明月」をイメージし、静かに見守るような月の佇まいを造形に落とし込んでいる。使用されているアコヤパールは、かつてネックレスやピアスとして活躍したものの中から厳選された6.5〜7mm以上の希少な粒。海の奇跡とも称されるその艶やかな輝きが、夜明けの月に静かに寄り添う。価格は、¥71,500(税込)。


一方の「Luna Necklace」は、三日月にそっと抱かれるような天然石が特徴的なネックレスだ。三日月は、新しい始まりや希望を象徴するモチーフとされており、「mi luna」のブランドロゴもこの形からインスピレーションを得ている。石は、KOMEHYOで選別された上質なアクアマリンとサファイアを使用。コミュニケーションや直感、心の安定といった石の意味から、自分へのご褒美やお守りとして身につけるのにふさわしいジュエリーに仕上がっている。価格は、¥68,200(税込)から。

「mi luna」のジュエリーは、単なる装飾品ではない。新たな鉱石を採掘することなく、すでに世に存在する宝石を活かすことで、環境負荷を最小限に抑えると同時に、その宝石が歩んできた時間や物語を大切にしている。さらに、リサイクル素材を使用したパッケージや、洗って繰り返し使えるジュエリークロスの販売など、ブランドとしてのサステナブルな取り組みは多岐にわたる。



リユースによってよみがえったジュエリーは、過去を抱きしめながら未来へと光を放つ。月が刻むリズムと共に、持つ人の心に寄り添う“お守り”のようなジュエリーは、使い続けるほどにその輝きを深めていく。