リペアされた「カリモク家具」を次の使い手へ、トトン初の大阪POPUP開催
富山県に本社を置く株式会社米三が運営するサステナブルなライフスタイル複合施設「トトン」が、大阪で初となるイベント「トトン POPUP in Osaka」を開催する。家具の循環をテーマに掲げ、ライフスタイルを提案するこのイベントは、2024年12月21日(土)と22日(日)の2日間、大阪市北区の「本庄西の現場」にて行われる。
株式会社米三は家具販売を主事業とする企業でありながら、不要になった家具の回収を通じて新たな命を吹き込む「トトン」を2022年に立ち上げた。「トトン」のコンセプトは「捨てるをまわす、くらしをつくる。」であり、回収された家具をリペアし、次の使い手へ届ける取り組みを行っている。その中には現在では製造されていない名作家具も多く、特に「カリモク家具」は人気の高いブランドである。
今回のイベントでは、トトンで再生されたカリモク家具の展示販売が中心である。リペアやアップサイクルが施された家具は、デザイン性だけでなく耐久性にも優れ、新たな価値が与えられている。また、富山で好評を博した個性的な家具を15点程度展示する予定だ。
さらに、地元企業とのコラボレーションで生まれた雑貨や、廃材を活用したトトンオリジナルデザインの丸盆など、日常使いにぴったりなアイテムも多数紹介される。これらの商品は、ものづくりの楽しさと資源の循環を感じさせる逸品だ。
イベント会場となる本庄西の現場は、大阪・東京を拠点に活動する株式会社OSTR一級建築士事務所が運営するシェアオフィス兼イベントスペース。同施設は未完成の空間をあえて活用し、用途を固定しない「広場」としてさまざまなプロジェクトを展開している。ここで開催される「トトン POPUP in Osaka」は、単なる展示会ではなく、サステナブルなライフスタイルを実感できる場としても注目される。
トトン POPUP in Osaka開催概要
日時:2024年12月21日(土)15:00–19:00 / 2024年12月22日(日)11:00–18:00
会場:本庄西の現場
住所:大阪府大阪市北区本庄西1丁目6-24
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