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ユニクロ、佐藤可士和監修の新店舗「前橋南インター店」にて、リペアやリメイクサービスを提供する『RE.UNIQLO STUDIO』を本格導入開始

2023年4月21日(金)、群馬県前橋市亀里町にユニクロの新店舗「前橋南インター店」がオープンする。同店舗はトータルクリエイティブディレクターの佐藤可士和氏が建築デザインを監修し、世田谷千歳台店でトライアルとして実施してきたサービス『RE.UNIQLO STUDIO』を本格的に導入することが発表された。

RE.UNIQLO STUDIO公式サイト

『RE.UNIQLO STUDIO』は、国内ではこれまでユニクロ 世田谷千歳台店でトライアルとして実施されていたサービスだが、世界で見ると2021年8月にベルリンの旗艦店内にリペアスタジオを設置したのが発端。その後、2022年1月にSOHOニューヨーク店を皮切りに、シンガポールのアン・モキ・オ店、マレーシアのダ・スクエア店、ユニクロ台北店などへも広がっている。

これらの店舗では穴あき補修やボタン交換など基本的なリペアだけでなく、着古したユニクロの服を再利用したクッションやトートバッグ、カードホルダーなどアップサイクルを精力的に展開しているのが特徴だ。

今回本格的に導入が始まった日本の『RE.UNIQLO STUDIO』では、既存のUTme!の窓口と一体化され、傷んだ箇所を丁寧に修理するリペア(穴やほつれの補修が500〜2,500円程度)、自分好みにカスタマイズするリメイクを受け付けている。

リメイクでは、日本の伝統的な刺繍である刺し子の考え方を取り入れた「SASHIKO by UNIQLO」に対応。服に幾何学模様の刺繍を施すことで、補修や防寒、補強の役割を果たしてきた手法を現代的なものにアップデートしている。

新店舗の前橋南インター店は、「UNIQLO LOGO STORE」として、これまでのユニクロのロードサイド店舗を一新し、「お客様が集う店舗」「ユニクロの企業姿勢を知っていただく店舗」がコンセプトで、店舗内には、子どもが楽しめるエリアやゆっくりくつろげるカフェスペース、季節の花を販売する『UNIQLO FLOWER』など、多様なサービスが展開される。

また、同店舗は環境対応にも力を入れており、最もエネルギーを消費するのは照明や空調のための電力を抑制するために、採光窓や、太陽光パネルの設置するほか、着なくなった服を断熱材として活用するなど、さまざまなアイデアに取り組んでいる。環境に配慮したプロトタイプの店舗として、継続的な取り組みを実施し、快適な店舗の実現を目指しているそうだ。


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