ヤマハ、マリンバやピアノ用の未利用材を使用したアップサイクリングギターを制作。銀座店で開催する『「楽器の木」展』で展示
ヤマハ株式会社が、楽器に使用する木材に焦点を当てた展示『「楽器の木」展』を開催。この展示では新たに「アップサイクリングギター」のプロトタイプとしてマリンバの音板の木材を使用した『モデル「マリンバ」』、ピアノの響板の木材を使用した『モデル「ピアノ」』が展示されている。
ヤマハは多様な楽器をつくる中で様々な木材を扱っているが、「アップサイクリングギター」では、ギターには普段使われない木材にも目を向け、新たな価値や魅力を持つ製品を創り出すことを目指している。モデル「マリンバ」は音板に使われるローズウッド、モデル「ピアノ」は響板に使われるスプルースが使用されている。
同社はこの取り組みを通じて、設計やデザイン、技術の知見を深め、今後の木材資源の有効利用につなげていく考えだ。過去に行われた展示では、通常はプラスチックを使用する鍵盤に未利用木材を活用した「サステナブルキーボード」なども開発している。
展示は2023年9月6日から2024年5月31日まで。入場は無料で、予約も不要だ。展示期間中にはこのギターを実際に試奏する機会やイベント等も予定している。
「楽器の木」展 アップサイクリングギター 第2弾『モデル「マリンバ」』『モデル「ピアノ」』 |ヤマハミュージック直営店・教室
展示概要
期間:2023年9月6日(水)~2024年5月31日(金)
※ヤマハ銀座店の営業日・営業時間に準じます
会場:ヤマハ銀座店 1階・地下1階(東京都中央区銀座7-9-14)
※「アップサイクリングギター」は地下1階に展示
料金:入場無料、予約不要
展示品:
ヤマハならではの楽器づくりの技術とデザイン性により、ギター本来の魅力を備えた
「アップサイクリングギター」。いずれも、ヤマハエレキギター「REVSTAR」をベースに製作。