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NANGA、不要になった羽毛布団を、ダウンジャケットやダウン寝袋に仕立て直す「Re:ACT」のクラウドファンディングを実施

滋賀県に本社を構え、高品質なダウン製品を生産、販売するNANGAが、不要になった羽毛布団を回収し、NANGA製品に仕立て直すサービス「Re:ACT」のクラウドファンディングを実施している。

「Re:ACT」は同社が2022年6月より開始した、使い古した羽毛布団送ると、その布団から羽毛を取り出して洗浄、NANGAの羽毛布団としてアップサイクルする「仕立て直しサービス」だ。

当初は羽毛布団から羽毛布団への変更のみ対応していたが、今回、羽毛布団からダウンジャケット、あるいはダウン寝袋への仕立て直しに対応し、あわせてMakuakeでクラウドファンディングを実施している。

NANGAは「NANGA MOVEMENT」と銘打ち、持続可能なモノづくりを支える「RECYCLE」素材の使用、顧客が製品をより長く愛用する基盤となる「AFTER CARE」の拡充、そして使い古したダウン製品から新たなダウン製品を生み出す「Re:ACT」の3つの柱を掲げ、限りある資源の有効活用に取り組んでいる。

同社の製品にかかせないダウンは、適切な手入れをすれば実は100年以上も使用できる優れた天然素材。そのため、羽毛をワンユースの消費材として扱うのではなく、大切に使い続けられる仕組みを作るべきだと考えたそうだ。

その際参考になったのが、日本の伝統的な布団の再利用文化である「打ち直し」。使い古して薄くなった布団を再生するこの手法を応用し、「Re:ACT」が生まれた。

羽毛布団にはシングルサイズで1〜1.2kgほどの羽毛が使われており、一般的に約700gの羽毛が使われる寝袋、約200gのダウンジャケットへのアップサイクルに十分な量が確保できるそうだ。

クラウドファンディングの受付は2023年11月29日18時まで。プロジェクト終了後、布団回収キットを各家庭に送付し、工場到着後約5ヶ月を目処に製品が自宅に届く。

【NANGAのRe:ACT】使わない羽毛布団を寝袋やダウンJKTに変えませんか?|マクアケ – アタラシイものや体験の応援購入サービス

NANGA Re:ACT – NANGA | ナンガ


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