廃棄パーツをアップサイクルした「明治ほほえみ らくらくミルク」の知育玩具、乳児院への寄付活動が開始
株式会社明治は、三優ライト工業株式会社と協力し、リニューアル前の「明治ほほえみ らくらくミルク」の未使用アタッチメントを知育玩具「にじいろプレート」へとアップサイクルし、全国の乳児院へ寄付する活動を開始した。デザインの異なる「にじいろプレート」がセットになった「にじいろプレート BOX」を2024年7月より順次、乳児院(約 140 カ所)へ寄付する。
「明治ほほえみ らくらくミルク」は、2023年5月にリニューアルを実施し、持ち運びが便利なスリムボトルとリキャップ式の新型アタッチメントに変更された。その結果、旧型の未使用のアタッチメント約10万個が廃棄対象となる危機に直面した。しかし、明治はこれを機に、三優ライト工業と協力し、知育玩具「にじいろプレート」へのアップサイクルを決定。不要なパーツを廃棄せず、知育玩具の素材として再利用することで、プラスチック廃棄物削減に寄与することとなった。
にじいろプレートは、三優ライト工業の知育玩具ブランド「Poco a poco」が開発した商品である。優しい色合いと安全性を重視したデザインが特徴で、形や色を組み合わせることで子どもが創造力を育むことができる。今回寄付される「にじいろプレート BOX」には、さまざまな形や色のパーツ計120個とインストラクションカードがセットされており、乳児院の子どもたちに新しい遊びと学びの場を提供する。
明治は赤ちゃんとのかけがえのない毎日を大切にするという思いを、三優ライト工業は環境に優しく、心に寄り添う製品づくりという目標を掲げており、それぞれの企業理念に基づき、このアップサイクル活動に取り組んでいる。