繕いを楽しむ「ダーニング」で衣類をリメイク、フェリシモの新作手づくりキット
株式会社フェリシモが展開する手づくりブランド「Couturier[クチュリエ]」は、サステナブルなものづくりを推進する新製品「ちいさな織り模様でダーニングを楽しむ ウィービングサンプラーの会」を発売した。2月20日より公式ウェブサイトで販売が開始されている。

「ダーニング」とはイギリス発祥の伝統的な繕いの手法であり、単なる修繕にとどまらず装飾性を兼ね備えた技術として注目を集めている。この新製品は、小さな織り機「ウィービングルーム」を活用し、初心者でも美しい織り模様で衣類を修復できるよう設計されており、手軽に楽しめる仕様となっている。

繕いを施すことは資源を大切に使うだけでなく、使い込んで古くなった衣料品を自分好みに生まれ変わらせることができるサステナブルな取り組みだ。実際、キットを使えば1モチーフ約30分という手軽さで、穴あきやシミを個性的な装飾へと変身させることができる。

専用の織り機「ウィービングルーム」は使い方も簡単で、フックを左右に倒すだけでタテ糸の入れ替えができる仕組みになっている。織り機をセットし、図案に従ってタテ糸を張り、ヨコ糸を通すことで模様を作ることができる。これにより、織りや刺繍の経験がない人でもスムーズに作業を進めることができる。



キットには約3.5cm四方の織り模様を4つ作れる図案と材料が同梱され、筒状のニット地で練習した後は、実際に自分の靴下や衣類の修繕に活用できる。

注目すべきは素材へのこだわりだ。セットに含まれるDMC社のウール刺繍糸「エコ ヴィータ」は100%オーガニック素材を使用し、すべて天然素材で染色されている。1回に付き5色セットが届けられ全7回、合計35色がそろう仕組みになっており、技法だけでなく素材でもサステナブルを追求した仕様だ。


同商品は現在「はじめてみよう!キャンペーン」中で、通常価格3,520円(税込)のところ、初回価格3,300円(税込)で購入できる。別売りの専用織り機「ウィービングルーム」は3,960円(税込)となっている。

「Couturier[クチュリエ]」ではこの他にも、古布を再利用する「アップサイクルを始めよう スラッシュラグのアレンジレッスンの会」など、持続可能なライフスタイルを提案する商品を展開している。これは、布を裂いてひも状にし、専用の竹針で編んでインテリアアイテムに生まれ変わらせるキットだ。キットの布で練習したあとは、手持ちのお気に入りの布や古びた洋服の生地を裂いて編むことで、オリジナルの作品にチャレンジすることができる。

2002年に始まった「Couturier[クチュリエ]」は、手づくりをやってみたいけれど、一歩前に踏み出せない人たち、手づくりが大好きな人たちのためにという理念のもと、月1回の定期便スタイルで手づくりキットを提供してきた。今回のダーニングキットの登場は、ただモノを作る喜びを提供するだけでなく、使い捨て文化に警鐘を鳴らし、モノを大切に使い続ける文化の再評価を促すものだといえる。
日常に小さな「繕い」の習慣を取り入れることは、単に衣類の寿命を延ばすだけでなく、モノと長く付き合う関係性を築き、サステナブルな社会づくりに貢献する一歩となるだろう。
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